年中暑い国でも、身体が冷えている人がいる。

マレーシアのクアラルンプール周辺は通年、33~34℃が最高気温、最低は24℃程度です。つまり1年中、温度差がなくて暑いので、反対に過ごしやすいとも言えます。身体には寒暖による負担がない分、小さな子どもやお年寄りには大変楽かと思います。


熱中症も聞かないし、きっと先人の知恵みたいなものがマレーシア人の中には存在するのかもしれません。

ところが!1年中暑いからと言って、冷え性が存在しないということはありません。もちろん冷房で一時的に冷えることはあっても、根本的に冷房だけで冷え性になることはなく、一過性で身体が急激に冷えて起こる、冷え症のような自律神経の問題が起こりやすいです。つまり冷房病です。

冷え性の人は、暑くても驚くほど、身体、特に四肢が冷たいです。気功施術をしていると、そういう人に出会います。特に女性、40代を過ぎた方々に多いような気がします。お年寄りでも多いですね。

暑いと冷や汗のようなじっとりとした汗をかいて、反対に身体は冷えていくという人を見かけます。

私たち気功師は冷え知らず。(あっ、私は冷え性だったので、辛さは分かりますけれどね…)一時的に冷房が強いところにいて、手が冷たくなっても、すぐに温かくなります。身体が足先からポカポカと温かく、暑いところでも暑さに強いし、寒いところでも意外と頑張れます!

つまり気の巡りが良いので、それは血行を促し、リンパ液や他の体液の循環も良くします。酸素量も十二分に身体を巡り、細胞の端々まで元気というわけです。


この間、患者さんの身体が全体的に冷たいし、見るからに気が巡っていないのが分かったので、体全体にエネルギーが巡るように施術を施しました。彼女は自分の身体が冷たいのを自覚していて、私の放出するエネルギーで身体が温かくなって、芯から温かくなったのを実感したと言っていました。

そう言えば、身体の冷えている人は、病気をすると回復力も落ちる気がします。そして、気功施術をすると、大粒の冷や汗をまず出して、顔面蒼白になる人がいます。気が滞っているところに急にエネルギーが流れて、血流が良くなると一時的に貧血のような感じを覚える人がいるからです。そこから、少しずつ身体の中に流れが出来て、循環力がついて、元気になっていく人を見かけます。


冷えは万病のもと。物理的に温めるだけでは、一時しのぎです。一番大切なのは、身体の内部から温かくあること。そのためには、


* 筋肉をつけて、脂肪を減らす。

* 砂糖を極限に減らす。甘いものは控えめに。

* 身体を動かし、腹式(丹田)呼吸法を身につけること。


もちろん食べ物にこだわることも大切ですが、どれが良くてどれがダメなのかを覚えるのも大変なので、上記のことを守るだけでも違います。


砂糖は、身体を冷やす元凶なので、冷え性の方は残念ながら減らしたほうが良いですね。甘味がほしい時には、100%純正のはちみつをお勧めします。私は料理にも砂糖の代わりに使います。

そして、気功を習うことも超おすすめです!これは、本当に違いが分かります。太極拳でも良いかと思います。気の巡りがよくなるエクササイズをほぼ毎日すると、冷え性は完全に治りますよ。



Rose's Wellness Qigong

メディカル気功でしなやか&ヘルシーに、ハッピーライフを目指して♡

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