元旦の朝の吉兆
朝早く、暗い中、元日のご来光を見たくて、うちを出発しました。
早朝の静寂の中に浮かび上がるのは都市部の風景。
反対側は、クランゲートダム。
暗闇の中に、湖水と雲、そして山の上に灯りが見えました。
灯りが見えるところは、ゲンティンハイランド。
カジノがある高原です。
ダムが作り出す神秘的な光景。
朝にはいつもこんなふうに低い雲が立ちこめて、水面に森と雲の姿を映し出します。
今回、登ったのは、この頃よく頻繁に行くブキッ・タブールのEast斜面。
初日の出を見に行きました。
Far East斜面の側に龍雲が立ち込めて、左から右の尾根へと渡っていくのが圧巻でした。
ゆっくりと動くその雲の姿は、まるで白くたなびく龍のような姿の雲。
圧巻です。
あまりにも神秘的で、その場に居合わせた登山者たちは、みな固唾を飲んで見守っていました。
初日の出。
ご来光。
この頃、朝の天気が曇りがちで、スッキリとしない午前中でしたが、元旦には晴れ上がったのです!
今年はなぜか、明るい良い年のような気がします。
威勢のよい朝日は、亥年だからでしょうか?
美しい朝の光景。
ここはクォーツ岩脈の山。
山全体が4種類のクォーツ(水晶も含む)で成り立っている、世界一の長さ(16km)を誇るクォーツ岩脈です。
いたるところに水晶の塊があって、キラキラと光りに輝きます。
そういう場所のひとつで、他の人が来そうにもない場所で、しばし朝2回めの瞑想を。
大地のエネルギーも、大気や宇宙のエネルギーも優しいところでした。
こんなふうに、六角形の特徴のある水晶の形をした塊がたくさん出ているのです。
そして下山途中で、じっと動かない蝶々を発見しました。
死んでいるのかと思って見てみると…
2匹の蝶が上下に並んでいます。
2匹仲良く、子孫繁栄に励んでいる最中でした。
浮かんできたのは、子孫繁栄と家庭円満。
夫婦や家族が仲良しで、円満なのは幸せの礎のような気がします。
途中から、夫の選んだ未知のトレイルを使って下山することに。
ところが急勾配の坂道をくだったまではよかったのです。
森のすぐ向こう側に道路が見えましたが…
なんと個人の所有地に迷い込んでしまいました。
そのうちの持ち主に呼び止められて…
その人に、「ここは私の地所だから、また来た道を引き返しなさい』と言われ、引き返しました。
この上り坂は、本当にキツイ登り坂で、ひどいところは四つん這いになって登らないと上がれませんでした。
足もパンパンで、辛いものがありました。
なぜこんなところに来ちゃったんだろう?
夫の言うことなんて、これから絶対従わないっ!
って、思いましたが…
なぜ、今回は夫の提案に乗ったのか、意味が分かりました。
そして地主に出会って引き返したことにも意味があったのです。
その朝、夫に、
「この山はパワースポットだし、元旦だし、今年の縁起が良い証拠に、キレイな水晶がほしいの」
と言っていた私でした。
結局、そんなことはあるわけでもなくの、帰り道。
それが…
その大変な登道を上がっていったら!
斜面に光るものを見つけました。
この小さいけれど、透明に透き通る水晶を見つけたのです!
その瞬間に、この道を選んだこと、地主に戻るように言われて従ったことの意味が分かりました。
この水晶を見つけるためでした。
ユニバース(宇宙)が私の願いを聞き届けて、今年は縁起がいいんだよという証拠を与えてくれたのです。
物事は一見、矛盾していたり、辛かったりして大変なことがあります。
ところが、後から考えてみると…
そういう出来事は、結果から言えば必要だったということが人生では意外とあるものです。
こうやって、希望していたものが見つかった元旦の朝。
ラッキー!
面白いことに、夫が帰り道で、さらに金運アップしそうなものを見つけました。
ド派手な金色の車!
ゴールドカラーのランボルギーニが通り過ぎていきました。
これにあやかって一気に金運も高めましょう!
という意味だと、勝手に解釈しました。
つまり、今年は金運にも家庭円満にも恵まれて、ラッキーな年回り。
皆さんにもおすそ分けです。
今年が、繁栄と円満の愛情深い豊かな1年でありますように!
今年もどうぞよろしくお願いいたします♡
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